性病や性感染症の正しい知識!

性病と性感染症は違うの?
近年、性病患者が多くなったようです。そこで使われる言葉が『性病』や『性感染症』です。どちらも同じ意味として使われていますが、何が違うのかご存知ですか?

最近は、言葉のイメージが柔らかいせいか『性感染症』という言葉が多く使われているようです。これは、1998年に『性病予防法』が『感染症法』に統合されたことで、従来性病と呼んでいたものを『性感染症』にまとめたことがキッカケのようです。但し、従来『性病予防法』で性病と呼ばれたものは、梅毒・淋病・軟性下かん・鼠径リンパ肉芽種が定義されていました。しかし、それまで性病に定義されていなかったエイズ・クラミジア感染症・性器ヘルペスも1つにまとめるため、『感染症法』にまとめて『性感染症』という言葉に統一したそうです。

なお性感染症は、性行為感染症(性行為によって感染する病気の総称)のことで、英語では『STD(sexually transmitted disease)』と書きます。

近年の性感染症事情!性感染症の感染者は増加の一途!
近年、性感染症は、この4年~5年で急激に増え、今では国内600万人が感染しているといわれているそうです。ただ、この数字は症状が発症していない潜在的な感染者も含まれていると思われます。さらに、毎年60万人が何らかの性感染症に感染しているデータもあるようで、見逃せない状況になっています。

なお性感染症の中で一番感染者の多いのがクラミジア感染症です。特に若年層の感染率が高く、20代前半女性の16人に1人、10代後半女性の21人に1人が感染しているともいわれています。

クラミジア感染症って何?
クラミジア感染症は、自覚症状が出にくいため、いつの間にか感染しているケースが多いそうです。さらに2次感染の問題も指摘されています。なお、女性がクラミジア感染症を放置すると、不妊症の原因、さらに出産時における母子感染の可能性もあり、とても怖い性感染症の1つになっています。

HIV(エイズウイルス)感染について!
HIV(エイズウイルス)も性感染症の1つです。なお、あまり知られていませんが、先進国でHIV感染者数が増加しているのは日本だけみたいです。このHIVは、クラミジアなどに感染していると、HIV感染する危険度が3倍~5倍も高くなるといわれています。

性病は、早期発見・早期治療が大事!
特に不特定多数の異性との性行為をしているなら、定期的に性病検査をしておきたいものです。しかし、いざ性病検査となると病院に行きにくいのが本音!不安があるなら、まず郵送で匿名検査ができる性病検査キットを活用するのも1つの方法です。病院での検査に比べ、費用も安いこともあり、近年では男女問わず利用者が増えています。